物集女の家 House of Mozume

物集女の家

House of Mozume

歩道を挟んで飛地がある旗竿地での計画です。その特殊な敷地環境を活用したことで、密集地でも明るく眺めの良い景色を生活に取り込むことができました。
キッチンや洗面台、本棚など造作の家具も積極的に採用しています。
仲の良い家族の距離感を大切にし、いろいろな居場所を作りながらもお互いが近くに感じられる住まいを目指しました。

場所:向日市物集女町
完成: 2021年10月
規模:90.52㎡(27.38坪)
設計・施工:十木舎
写真:垂見孔士氏

東の飛地側に大きく開口部を設けたことで、柔らかな明るさが室内を満たす。
ダイニングからキッチンを見る。
キッチンから飛地側を見る。
シンプルな構成の造作キッチン。
キッチン横には家事コーナーと連続するパントリー。
アイアンの手摺により1階から2階への視線が抜け、空間がつながる。
2階リビングとホールの仕切りの障子には黒谷和紙を使った。
書斎へと続く廊下に本棚造作。
外観。