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松井山手の家 仕上げ

今回の現場日記は いよいよ完成間近の松井山手の家からです。

家の雰囲気や住み心地を印象付けるものとして「建具」が非常に大きく
かかわってきますよね。
十木舎では室内建具はすべて建具職人さんに製作してもらった、
オリジナル建具を採用しています。


こちらはトイレ入口ドア   杉の赤柾板 貼 です。


柾目板特有の端正な木目でとても落ち着いた印象です。
こちらのお宅では、トイレの中も建具とマッチした杉の柾目板で腰板を
貼らせていただきました。



続いて玄関からリビングへの扉には
これも十木舎オリジナルの格子戸です。



キッチンカウンター下には便利な収納を設け、その扉には
ヒノキの柾目板を使った建具を制作。
サイドのパネルもそれに合わせて無垢のヒノキ柾目板であつらえています。

こちらのお宅ではお施主様のご厚意により内覧会をさせていただく予定です。
是非実物で写真では伝わりにくい本物の質感を体感していただきたいものです。



外部では外構工事も始まっています。
外部の仕上げも家の雰囲気には大切ですよね。

この日は左官屋さんが玄関ポーチを仕上げている真っ最中でした。
十木舎の標準仕様「ふき取り仕上げ」

モルタルに土色を付けその上から砂利を撒きます。

コテで均したのちに表面をふき取って、三和土(たたき)調に仕上げます。

どれだけ石を見せるのか・・・自然な風合いに仕上げるのが職人技!

同じく外部では大工さんがウッドデッキと板塀の工事にとりかかります。

西岡棟梁と大工の石嶺さん   

絶妙なチームワークで仕事の段取りが進みます。

ウッドデッキ・板塀とも桧の板を使用。
完成後の塗装には身体への影響の少ない「オスモ塗料」を使用します。



間もなく外構工事が完了すると完成お引渡しとなります。

仕上げの工事が現場としても一番気を使うところではありますが、
「お客様にご満足していただけるものを作る」

最後まで気を引き締めてまいります。

森谷