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山科の家大工さん造作

今回の現場日記は「山科の家」で大工さんの職人技に密着です。

十木舎では内装の床板・窓枠や階段の材料にいたるまで、全てヒノキや杉等の

国産無垢材を使っています。

その中でも階段の材料は踏板や側板など全てこだわりの総桧造り!!


こちらは階段の踊り場にあたる部分。ひのきの板を大工さんが加工します。

見事に加工された桧造りの階段の板は、全て大工さんが自らカンナで削り上げます。
足ざわりもそれは格別です!

続いては本棚の造作です。

こちらの本棚は杉を使用
杉はその風合いから、ほんのりとした柔らか味を空間に与えます。

完成してしまうと見えなくなってしまう所にも
大工さんの丁寧な手仕事が伺えます。




お客様の念願の本棚が大工さんの手によって
ひとつひとつ形になっていきます!

こちらは天井の杉板貼りの様子

板は赤杉の柾板。押さえ縁に竹を使いました。

竹はこの部屋の雰囲気に合わせて「ゴマ竹」を選択

こちらがそのゴマ竹です。

京都は古くから竹の名産地。建築にも様々な形でとり入れられてきました。
今回は京銘竹屋さんに出向き直接仕入れた物を使用。


竹をとめる釘には、一本一本が手造りの和釘を使っています。

まるで水面のように外からの光を反射する天井板・・・

すべて無垢板で一枚一枚カンナで仕上げてあるからこそ出せる、
自然で見事な光沢です。

大工さんの心意気と職人技に改めて感激した一日でした。





森谷

西京極の家 地鎮祭

ほんとに早いもので、もう10月も半ばを過ぎようとしていますね。

家を建てるうえでまずは最初の節目であります地鎮祭。

本日、京都市は西京極で地鎮祭が執り行われました。

このところ雨がよく降りますが、そこは読んで字のごとく
「雨降って地固まる」 

基礎工事に先立って、しっかり地面が落ち着いてくれることでしょう。

当日は雨上がりで晴れ間もちらほらと。

祝詞に続いて、宮司様による横笛の音が。。。荘厳な雰囲気の中

御祝いと工事の安全を胸に刻んだ一日となりました。

森谷

草津の家着工しました!

気温が高くなったり、低かったりと体調管理も大変ですが、

日に日に秋の気配が深まって行くように感じられますね。


十木舎で初めてとなる、滋賀方面のお宅が先日着工を迎えました。
草津の閑静な住宅街。少し高くなった丘陵地の現場です。

こちらのお宅は地盤調査の結果、地盤補強工事が必要とのことでした。

とても長いドリルで掘削します。


その穴にコンクリートと土を混ぜ合わせ物を埋め戻し、柱状の補強工事
をする工法です。

地盤補強工事を終えると、基礎工事に入ります。
建物を支える大事な基礎工事です。
工事を管理をする物にとっても、とても気を遣う場面です。

幸い天候にも恵まれ、コンクリートの打設も晴天の中おこなわれました。




基礎工事が終わると、いよいよ次は大工さんの出番です。

上棟の準備も着々とすすめております。


つづきはまた現場日記で!

森谷