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無垢の一枚板(ウォルナット)

ウォルナットの無垢板加工しました!

今日は先日加工しました、無垢の一枚板のご紹介です。

無垢の一枚板のテーブルやカウンターをあつらえると、
とても高額になるイメージがあるかもしれませんね。

「無垢の一枚板で造ったカウンターがほしいんだけど・・・高いんだろうな」

そんなご希望に応えるべく、十木舎ではテーブルやカウンターの一枚板を
自社で取り揃え、しかも加工から仕上げまで一貫して行うこともできますし、
デザインによっては加工のみを家具職人さんにお願いするなど、工夫を凝らし
比較的お手頃な価格でご提供させていただいております。

こちらはウォルナットの一枚板

耳付きの立派な板ですね。

今回は70cmの奥行のある書斎カウンターのご要望がありました。

こうした一枚の無垢板は乾燥をしていく過程でどうしても反りやねじれなどが
生じます。まずはそうしたひずみをこの機械で修正します。
色の薄いところが削れている箇所ですね。

ひずみが取れてまっすぐになりました。ウォルナットといえばこげ茶色のイメージが
ありますが、削った素地はこんな色なんですよ。



第一段階の粗加工が終わると第二段階
ベルトサンダーで表面を削っていきます。

粗いサンドペーパーから段々と細かいサンドペーパーへ
徐々に表面が平坦になっていきます。



続いて仕上げサンダーによって、さらに細かいサンドペーパーで削っていきます。

仕上がりの良さはこの研磨で決まるといっても過言ではありません。
手間を惜しまずに幾度となく研磨を重ね、さらに滑らかにしていきます。

この時点で表面はツルツルとしてとても気持ちが良いです。
やっぱり本物の無垢の木質感は格別です。


研磨が終わるといよいよ仕上げ。今回はオイルを塗って仕上げます。

オイルを塗ると先ほどまで白っぽかった表面が一気に変わり、
木目が現れ、色もいわゆるウォルナット色となってきます。



とてもきれいな木目が現れました。

とても落ち着いていて良い感じに仕上がりました。
あとは現場で大工さんによりカウンターとして取付を待つばかり・・・
とても楽しみです。


今回はウォルナットの一枚板でしたが、まだまだいろんな樹種を取り揃えております。
使う場所やお好み、部屋とのバランスなど色々考えられますね!

それでは今回はこのへんで。

森谷