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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

正月三が日、京都では約60年ぶりともいわれる大雪となりました。

普段は交通事情などが気になりますが、お正月の静けさと相まって
降り積もる雪は美しく、風情を感じられた方も多いと思います。

2015年の羊年は群れをなすところから「家族の安泰」を表すとされ、
いつまでも「平和」に暮らすことを意味するそうです。

十木舎では今年もそれぞれのご家族の安泰と、平和な暮らしを叶える
家づくりに取り組んでまいります。

そして皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始休業のお知らせ

今年も残すところあと3日・・・。
十木舎では年内に完成した物件のお引渡しが無事に終わり、
お施主様の笑顔にスタッフ一同ほっとひと安心しています。

さて、十木舎では年末年始を下記の日程で休業いたします。
休業期間のメール等のお問い合わせは1月5日(月)以降の
お返事となりますので、何卒ご了承のほどお願いいたします。

■年末年始休業期間

12月29日(月)~1月5日(月)


今年も多くのお客様との出会い、職人さん達の支えがあり、
良い一年を過ごすことができたと思います。
来年も十木舎をどうぞよろしくお願い申し上げます。


2014年12月竣工 桜が丘の家(外観・内観 夕景写真)

夏季休業のお知らせ

夏季休業のお知らせ

立秋も過ぎてお盆を迎えると夏の終わりを感じてしまう今日この頃です。
今年は例年より夏らしいお天気が少ない気がするのは私だけでしょうか・・・。

さて、十木舎では8月13日~17日までを夏季休業とさせていただきます。
お問い合わせフォームからのメールには18日以降の返信となりますので、
ご了承くださいますようどうかよろしくお願いいたします。


谷内六郎「びんの中の夏」

最近見つけたお気に入りのポストカードです♪大久保


雑誌「住む。」掲載

雑誌「住む。」№50

蒸し暑く、梅雨らしいお天気が続いていますが、皆さんの家ではこの
季節をどのようにお過ごしでしょうか?
先日も、十木舎の家にお住まいのお客様から、「梅雨の季節が本当に
快適!床もサラッとしていて、家全体もじめじめした感じが全くない。」
という嬉しいご感想をいただきました♪
調湿性が高い無垢材や珪藻土の効果を改めて実感する今日この頃です。



さて、季刊誌の「住む。」2014.夏号が発売されました。
今回の特集は木の家、木の家具、木の話。というわけで、
十木舎もご案内を掲載しています。
木の家に住む心地良さが感じていただける内容になって
いますので、本屋さんで是非手にとってみてくださいね!
大久保


京都鴨川建築塾 構造実習

京都鴨川建築塾に行ってきました!

京都鴨川建築塾は、既に仕事をしている設計者や大工さんなど主に木造住宅実務者を対象とした1年間のスクールです。私も、より広い視野を身につけたいと思い、前期の10期から参加しています。

今季2回目の京都鴨川建築塾は、木構造の第一人者、山辺豊彦先生をお招きしての木材の継手、仕口の実験とその解説を主にした講義でした。
継手(つぎて)、仕口(しぐち)とは、柱や梁など2つの材をつないだ接合部のことを言います。

何種類かの試験体を用意していただき、試験機にかけて実際に引っ張りました!
実際に引っ張ることで、接合部がどんな破断の仕方をするのか、どの程度の体力をもっているのかを確認しようという試みです。



ひとつご紹介します。


鎌継ぎ(かまつぎ)という、非常に一般的な継手です。写真はプレカット(機械加工)による試験体です。材料はひのきです。


試験機で徐々に力を加え引っ張りはじめました。少し後ろが浮いてきてますね。


約1.5トンの力が加わったところで、継手部分が破断して首がめり込み、引っ張る力に堪えられない状態になりました。
こうなると、木材同士では耐えきれないですね。


試験後の外した状態の写真です。
首の部分に力が加わり、剥がれ落ちていました。

なかなかこのような実験は普段見ることはできません。実験を通じて体感することが、より身近に
構造を考えるきっかけにもなります。我々実務者にとっては非常に重要だと思います。
紙面やパソコンの中では得られない、生きた経験をすることができました。

奥村