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山科の家 完成見学会のご報告

年の瀬も間近になって参りましたが、皆様お正月の準備にお忙しくいらっしゃるでしょうか。

先日無事に行われました「山科の家」完成見学会のご報告です。

今回はご案内開始から連日お問合せいただき、2日間で27組のご家族様がご来場くださいました。

遠方からもたくさんお越しくださり、誠にありがとうございました。

少し肌寒かったものの、お天気にも恵まれ、

皆さま時間をかけて、大変丁寧にじっくりとご覧くださいました。

写真を少しだけお見せしちゃいます。

玄関を入った瞬間から、いい香り~というお言葉がたくさん聞こえてきました。

ブログではお伝え出来ないのが残念ですが、無垢の木の香りやぬくもりは、

本当に気持ち良く、日が差し込んだ桧の床にゴロンと寝転がりたくなります。

外も内も圧巻の山科の家、写真は随時アップしていきますのでお楽しみに(^^)

山科の家 完成見学会開催

今年も残すところ僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この度十木舎では、京都市山科区西野にて今年最後の完成見学会を開催致します。

角地に建つ約46坪の家は、ドーマー窓のある大きな屋根が特徴です。全面開口の大きな窓から降り注ぐ光がとても気持ちの良いリビングダイニングは、1階から2階へとつながる勾配天井が創り出す広々とした空間が圧巻です。ダイニングとつながる和室は職人の技が光り、そのほかにも住まい手の暮らしを十分に考慮した間取り、2階の共有空間や豊富な収納など、さまざまなアイデアが散りばめられたこだわりの家は見どころ満載です。

住まい手の暮らしを想い計画され、無垢の木と自然素材を贅沢に使用し、職人たちの手で丁寧に仕上げられた心地の良い十木舎の家。是非ご体感ください。

日時:12/16(土)・12/17(日)

   10:00/11:00/13:00/14:00/15:00

   ※完全予約制

会場:京都市山科区西野 (駐車場有)

ご予約は電話かメールにてお問い合わせください。

 TEL :075-933-3346

 MAIL :kinoie@juhmokusha.jp

お願い

※完全予約制とさせていただいております。ご都合が悪くなられた際などは、必ずキャンセルのご連絡をいただきますようお願い申し上げます。たくさんの方にご覧いただけるようご協力のほどお願いいたします。

※小さいお子様は保護者の方と手をつないでご覧ください。

※その他ご不明点がございましたら、上記連絡先までお問合せ下さい。

ご予約、心よりお待ちしております。

寒さひとしお身に染みる季節、皆様くれぐれもご自愛下さい。

山科の家 仕上げ工事

「山科の家」ではお引渡しに向け、様々な職人さんによる仕上げ工事の
真っ最中です!

十木舎では家造りだけではなく、その建物の外観の雰囲気に合わせて
外構工事も計画させていただきます。


駐車スペースではコンクリートの洗い出しの作業が始まっています。
通常のコンクリート仕上げも良いですが、職人さんによってひと手間かけることにより、また違った表情が現れます。

コンクリートの表面を水で洗い流し、石や砂を現していきます。

デッキブラシでゴシゴシと・・・

玄関へ続くアプローチは三和土(たたき)風仕上げを施します。

モルタルに色を付け、流し込んだ後、表面をふき取って仕上げます。

表面はあくまでも土の三和土のように・・・

自然な感じに仕上げるのが職人さんの腕の見せ所。


内部では左官職人さんが壁の珪藻土塗りをしています。

十木舎の内壁は調質効果の高い珪藻土塗りを標準仕様としています。

同じく標準仕様としている桧の無垢材フローリングや

窓やドアの入り口枠に使用している桧の無垢材とも相性がとても合っています!


見事なコテさばきの熟練の左官職人さん。

最後に建具職人さんです。
内部の建具は全て職人さんによって一枚一枚手造りされた、
十木舎オリジナルの建具を使用。


今では手作りの建具を使用する住宅も少なくなってしまいましたが、
部屋の中の雰囲気を造る上で、建具は非常に大きな要素となります。

材料とデザインにこだわった建具。
伝統的な建具を作る技術をもった建具職人さんも今では貴重な存在になりつつあります。

そんな伝統的な技術と十木舎のオリジナルデザインの建具を
今後も作り続けていきたいと思います。



今回は「山科の家」仕上げ工事でした。

森谷

西京極の家 上棟しました!

今年もいよいよ師走となり、皆さまお忙しくされていることでしょうね。

十木舎の現場日記も、久しぶりのブログの更新となってしまいましたが
「西京極の家」でも先日、無事上棟をさせていただきました。


十木舎では外観や室内のデザインなどの設計にこだわって家造りをしておりますが、
使用する木材や建材などにも重点を置き取り組んでおります。

中でも家の骨格である構造材になる木材と梁組は特に自信をもって
提供させていただいています。

柱は全て国産の無垢材 桧4寸角(12cm角)を使用。


柱をつなぎ床を支える梁材には、これもすべて国産の杉の無垢材を
使っています。
出来上がってしまえば見えなくなってしまう内部の構造にも
吟味を重ね、お施主様にご満足していただけるように努めています。


これらの梁を大工さんが慎重に組んでいきます。

特にご覧の梁材は室内の天井面に現しになるとあって
特に慎重になります。


天井面にあらわれてくる登り梁。
屋根を支える構造の役目だけではなく、

室内をより豊かな空間にしてくれることでしょう!


大工さんも上棟を終え少し安堵の表情が伺えますが、
そんな時間も束の間のこと・・・

いよいよ造作工事が始まります!

今回は「西京極の家」の上棟の様子でした。


森谷

草津の家上棟しました。

今回の現場日記は先日、無事上棟を迎えました「草津の家」
からお伝えします。

まずは基礎の上に土台を敷くところから始まります。

土台には国産、主に紀州産の無垢の桧材四寸角(12cm角)を使用。
基礎の上に黒く見える基礎パッキンを敷き、床下の通気を促します。


土台敷が完了した状態

土台が敷かれると、いよいよ柱を立てて上棟に向け構造材を組んでいきます。

家の中心には7m近い長さのある心柱(しんばしら)
こちらも桧の無垢材で五寸角(15cm角)あります。
大黒柱的な役割を果たします。

大工さん息を合わせて心柱を納めていきます!


こちらのお宅は家の形が正方形の計画をなされており、
屋根は寄棟のいわゆる「方形」ほうぎょうの形をしています。

その設計を活かす為、屋根を形つくる梁材を現しにしています。
中心から四隅にかかる梁材には7mの無垢の杉材を使用。
大工さん、ここは特に慎重に納めていきます。



組み上がってしまえば、簡単に思えてしまうところにも、
材木を切り出す山師さん
材木を製材する製材業
木を乾燥させて製品にする木材業。
設計図通りに木材を加工するため、CAD入力をするCADマン
加工指示通りに機械を動かすプレカット工場のオペレータ
そして現場で納める大工さん

いくつもの工程に係る方々の思いが詰まっていることを
胸に刻み大事に扱わなければなりません。

無事、棟の部分を組み上げ屋根を支える構造が見えてきました。
一番気を遣うところを納めた大工さん。少し安心した様子です。

お客様のお住まいへの思いを形に変える家づくりの仕事。

改めてやりがいと責任を感じた一日となりました。


森谷