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【Seren-table】実例紹介をアップしました。

3月になりました。

近頃は暖かく、過ごしやすい日々が続いておりますね。

花粉症の方、共にがんばりましょう!

大阪府高槻駅の北側、上宮天満宮近くのビル1階を改装したカフェ

Seren-table(セレンテーブル)さんの実例紹介をアップしました。

オーガニックや自然栽培にこだわった、

身体にやさしい食事やデザートがいただけるお店です。

オーナー様の食への想いを表現するように、

国産の無垢の木と自然素材の温もりを活かし、

お客様が気持ちよく過ごしていただけるよう努めました。

実例紹介はこちらから↓

http://www.juhmokusha.jp/works/details.php?id=38

Seren-tableさんHP↓

cooklab-serendipity.com/

十木舎の家づくりにご興味のある方は、お問合せフォームより

お気軽にお問合せください。

http://www.juhmokusha.jp/contact/

祝園の家 完成見学会のご報告

春の日差しを感じる季節になってまいりました。

お子様の卒業式や入園・入学式の準備をされていらっしゃる方も

多いかもしれませんね。

先週は2日間に渡り、

「祝園の家 完成見学会」を無事に開催することができました。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!

両日で15組の方々がお越しくださいました。

皆様時間をかけてゆっくりとご覧下さり、とても嬉しく思います。

弊社見学会はご予約数を限らせていただいているため、

当日ご案内ができなかった皆様、大変申し訳ございませんでした。

また次の機会に、是非お申込みいただけましたら幸いです。

およそ30坪の家は、板張りの天井に、お庭に面した全面開口から

温かい光が差し込み、とても居心地の良いお住まいです。

写真は、造作収納がとても充実したダイニングキッチン。

スムーズな家事動線も魅力です。

数日後に控えた写真撮影も楽しみです。

今回の見学会や写真撮影で使わせていただいている器や一部の家具は、

永野製作所さん#Keiokairaiさん#日日 さんで

実際にお取扱いされているものをお借りしました。

丁寧に使い手のことを想いセレクトされたもの、

職人さんが手仕事でつくられた器や家具は、

洗練され、どれも温もりがある素敵なものばかりです。

十木舎の家づくりに通ずるところ、学ぶところがたくさんある気がしています。

気になられた方は、是非足を運んでみてくださいね。

祝園の家 完成見学会のご報告でした。

祝園の家 完成見学会のおしらせ

立春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この度十木舎では、2月16日(土)・17日(日)の2日間

「祝園の家 完成見学会」を開催させていただくこととなりました。

角地に建つ約30坪のお住まいは、

往来の多い道路に面した環境ですが、配置計画によって暮らしやすく、

無垢の木と自然素材が心地よい落ち着きのある空間になっています。

玄関からパントリー・キッチンへとつながる通り土間や

広い収納スペースの確保、造り付けの家具など、

日常を過ごしやすいように考えられた家事動線も見どころです。

この機会に是非ご覧ください。

【祝園の家 完成見学会】

会場  :京都府相楽郡精華町祝園

開催日時:2019/2/16(土)・17(日)

     10:00/11:00/13:00/14:00/15:00

     ※各時間完全予約制※

ご予約は電話かメールにてお問い合わせください。

   電話番号:075-933-3346

   メールアドレス: kinoie@juhmokusha.jp

※ご予約いただいた方のみのご案内となります。

※駐車場をご利用の方は、ご予約の際にお申し付けください。

【十木舎からのお願いと注意事項】

本見学会はお施主様のご厚意により、家づくりをご検討の方のために開催させていただいております。

建物保護のため、貴重品を除く大きなお手荷物のお持込はご遠慮ください。

小さいお子様をお連れの方は、必ずお手をつないでいただきますようお願い致します。

お施主様の大切な財産ですので、十分にマナーを守ってご見学くださいますよう、ご理解いただけましたら幸いです。

【実例紹介はこちらから】

http://www.juhmokusha.jp/works/

大工さんの手仕事「篠町の家」

今回の現場日記は「篠町の家」からのお届けです!

建築中でも大工さんの手仕事をタイミングよく間近にみられることはなかなか難しいですよね。

出来上がりを見ると綺麗で素晴らしい大工さんの手仕事。
その経過がわかると、感心したり、驚きがあったりとまた格別な思い入れが湧いてきますね。


<階段の手加工中>
最近の住宅では階段も工業製品化が進み、大工さんが一から手加工することも少なくなってきました。
何気にやっているようで、この階段の手刻みが中々難しいのですよ。

注文建築ではプランによって階段のかけ方や配置、段数や幅に至るまで様々です。廻り階段や踊り場など、その都度変わる形状にも大工さんが
緻密な計算と技術で対応してくれます。

無垢の総ヒノキ造りであつらえた階段板は一枚一枚丁寧にカンナで仕上げられ、足ざわりも格別です。

続いての写真はこちら

なんだと思われるかもしれませんが・・・
こちらは蟻桟(ありざん)といわれる大工の技術です。
無垢の板は反りやねじれなどが起きると聞きますよね?
あらかじめ板の底にこの蟻桟をしこむことによって、反りを軽減できるのです。

和室の床の間の板などに使われる伝統的な技法です。
出来上がれば見えなくなってしまいますが、このひと手間をかけること・・・先人たちの知恵と工夫を継承していくのも大切なことだと思います。

等間隔で仕込まれる蟻桟。釘も使わずに納める技法は大工さんの心意気が詰まっていますね。


表はこんな感じです。裏にこのような仕事が施されていようとは
わからないですよね~
こちらは「栗(くり)」の一枚板、木目がとてもキレイです。


続いてはこちら

京都の北山杉は有名ですが、その北山杉の磨き丸太を大工さん自ら手を加え「面皮(めんかわ)柱」を造ります。
面皮柱は数寄屋(すきや)造りの建物に使わていたりしますよね。
杉の木目と皮のツルっとした感じがとても良い表情をかもし出します。

少しずつ削っていきます。
皮の部分をどれだけ残すのか・・・平坦な部分とのバランスが大事。
感覚がものを言います。

大工棟梁の小田さんが削るのを止めました。
「これでいこう!」私とも意見が一致。

この面皮柱が現場でどのように納まるのかとても楽しみです!

十木舎の現場日記、今回は大工さんの手仕事でした。


森谷






本日より、営業開始です。

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

十木舎は本年も、皆様により一層ご満足いただける家づくりを目指し、
スタッフ一同業務に精励いたす決意です。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


2019年1月7日
木の家工房 十木舎
奥村 嘉郎