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年末年始休業のお知らせ

粉雪が舞う寒さがようやく訪れてきましたが、今年もあと少し。
十木舎は年末のお引渡し等でバタバタとしながらも、スタッフ全員で無事に年末を迎える事ができ、
ほっと一安心しています。

「島本町の家」「牧野の家」「有栖川の家」の実例紹介も更新しました。
それぞれが非常に個性豊かな家となっておりますので、ぜひご覧ください!

さて、十木舎では年末年始を下記の日程にて休業いたします。
休業期間のメール等のお問い合わせについては、1月7日(月)以降の
お返事となりますので、何卒ご了承のほどお願いいたします。

■年末年始休業期間
12月30日(日)~1月6日(日)

発足して6年目となった2018年の十木舎は、組織変更を挟みながらも、
初の滋賀県と大阪府での工事や2世帯住宅、店舗の内装等、
たくさんの新しい挑戦をさせていただく事ができました。
お施主様をはじめ、ご協力いただきました職人の皆様、ありがとうございました。

多くのお客様との出会いや、職人さん達の支えがあり、今年も良い一年を過ごすことができました。

来年も十木舎をどうぞよろしくお願い申し上げます。


2018年2月竣工 岡崎の家


2018年3月竣工 草津の家


2018年4月竣工 西京極の家


2018年6月竣工 島本町の家

2018年9月竣工 牧野の家


2018年9月竣工 Seren-table(カフェ内装)

2018年10月竣工 有栖川の家


2018年11月竣工 檜峠の家(戸建リフォーム)


2018年12月竣工 紫竹の家

「篠町の家」上棟しました 

いよいよ今年も年末に近づき、寒い日が多くなってまいりました。

今回の現場日記は亀岡市は篠町にて、無事上棟の作業を終えました
「篠町の家」の上棟作業のご紹介です。

亀岡は霧の多いところで知られていますが、この日も朝から霧が立ち込め
ようやく青空がのぞいたのは、作業も進み大工さんが二階の床組を始めたころ。

作業も順調に進み、床の梁がみるみる組まれていきます。


柱は全て国産の桧4寸角です。梁は同じく国産の杉
910ピッチ角に細かく梁組していきます。


床梁が組まれると続いては2階の屋根、小屋梁を組んでいきます。
2階の小屋梁となると高くなり、ここからは大工さんも慎重に。
でもそこは慣れている大工さん。どんどん進めていきます。

屋根の中心に入る棟木(むなぎ)を組みます。屋根を支える大事な部材です。
完成した後は天井に化粧で現し(あらわし)になります。
大工さんも特に慎重になります。

棟木をつないでいきます。

無事、棟木が納まりました。
棟木に登り梁をかけていきます。

ここまでくると屋根の形が見えてきます。

十木舎では屋根の野地板に至るまで、全て国産の無垢の木材にこだわって
います。

杉の野地板を張っていきます。


野地板の上には屋根材の消音・断熱効果のため、
「フォレストボード」を敷いていきます。

これも杉皮を固めた自然素材。透湿効果に優れ屋根裏に湿気が籠るのを
防止します。


フォレストボードの上には屋根の下葺き材(ルーフラミテクト)を敷いて
屋根じまいの完了。これで雨が降ってもひとまず安心です。

このルーフラミテクトも遮熱性、透湿性に優れ、屋根裏の結露を
防止します。切れ端などのを残材として焼却処分したとしても
有毒ガスを発生しないなど、環境にも配慮された建材です。

このように十木舎では木材・建材に至るまで厳選した素材を使うことで
お施主様はもちろんのこと、社会に役立つ住環境を作り続けていきます。

と屋根の上に立ち、亀岡の山並みを眺めながら誓った上棟作業になりました。

森谷

紫竹の家 完成見学会のご報告

クリスマスに忘年会と、連日お忙しくされている方も多いのではないでしょうか。

良いお年を迎えられるよう、もうひと踏ん張りですね。

さて、先週末の12/15(土)・12/16(日)の2日間、「紫竹の家

完成見学会」を無事に開催することができましたので、ご報告いたします。

有難いことに、両日ともにご予約がすぐに埋まり、合計23組の方々が、足を運んでくださいました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

これで年内の完成見学会は以上となります。

また来年も、皆様にお会いできる機会がありましたら、うれしいなと思います。

南向きの窓から入る光が気持ち良い、開放的な2階リビングの紫竹の家でした。

紫竹の家 完成見学会のおしらせ

いよいよ今年も残すところ、あとひと月ですね。

十木舎では、年内最後の完成見学会を

12月15日(土)と16日(日)の2日間、

開催させていただくこととなりました。

延床面積およそ35坪の、間口が狭く奥行きのある

京都らしい敷地での計画です。

さまざまな建築条件のなか、南側の前面道路に面して大きく開いた

2階リビングプランとしました。

登り梁を現した勾配天井、キッチンの背面のパントリースペース、

リビングからひとつながりのバルコニーなど、

職人たちの丁寧な手仕事によって、

細部まで無垢の木と自然素材が存分に活かされた心地の良い住まいです。

この機会に、ぜひご覧ください。

【紫竹の家 完成見学会】

会場  :京都市北区紫竹

開催日時:2018/12/15(土)・16日(日)

     10:00/11:00/13:00/14:00/15:00

ご予約は電話かメールにてお問い合わせください。

   電話番号:075-933-3346

   メールアドレス: kinoie@juhmokusha.jp

※ご予約いただいた方のみのご案内となります。

※ご予約いただいた方には、会場の詳細なご案内をさせていただきますので、申込時にお申し付けください。

※今回の見学会は、駐車場のご用意がございません。公共の交通機関をご利用ください。

【十木舎からのお願いと注意事項】

本見学会はお施主様のご厚意により、家づくりをご検討の方のために開催させていただいております。

建物保護のため、貴重品を除く大きなお手荷物のお持込はご遠慮ください。

小さいお子様をお連れの方は、必ずお手をつないでいただきますようお願い致します。

お施主様の大切な財産ですので、十分にマナーを守ってご見学くださいますよう、ご理解いただけましたら幸いです。

【実例紹介はこちらから】

http://www.juhmokusha.jp/works/

現場日記 有栖川の家

秋も深まり、現場への移動中に車窓からは綺麗な紅葉が目に留まります。

今年の秋は度重なる台風の影響で、建築現場も少なからず影響を受け、
台風被害の復旧作業と資材不足が重なり、各業者・職人さんもフル回転の日々を過ごしております。

今回の現場日記は先月の台風25号の接近で、見学会が中止となりました
「有栖川の家」。実例紹介に先立って、その一部を現場からお届けします。

まずは十木舎がこだわる階段の造作から。
十木舎の階段は「総ヒノキ造り」が特徴です。

大工さんが一枚一枚丁寧に手加工を施し、施工されていきます。

階段の施工は大工仕事の中でも、特に技術の必要な個所の一つで、
プランにしたがって正確に造っていく技には、毎回感激します。


まさに吟味された材料と大工さんの技術との融合です。





だんだんと出来上がっていく様は中々みられませんので、今回ご紹介いたします。


総ヒノキ造りのひな壇階段の完成です!

合わせて2F階段の手すりも無垢材で造作。

杉の赤柾板を使い端正で落ち着いた雰囲気。
手触りも杉特有の柔らかみがあります。

続いてはダイニングテーブルのセットです。
栗のフローリングには風合いが似たタモが良く合うと、
お施主様自ら弊社の一枚板の倉庫へお越しいただき、タモの一枚板を吟味されました。

ダイニングテーブル用のタモの一枚板加工中。

合わせてベンチには木目が美しいタモの良材。

背もたれ用のタモ材は木目の良いところを見極めます!

ベンチと程よい角度をつけた背もたれの造作



作りつけのダイニングテーブルとベンチはお施主様のご要望に合わせてあつらえたオリジナル。

すべてタモで仕上げました。

このほかにも障子を随所に採用され、落ち着いた雰囲気のお宅が完成しました。
(ダイニングの月見障子)

「有栖川の家」この続きはまた実例紹介をお楽しみに!

いよいよ今年も師走の声が聞こえてまいりました。
何かと気ぜわしくなりますが、皆様もお体には十分お気をつけください。

森谷