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桜が丘の家 完成見学会ご報告

年末を迎え寒さが一段と厳しくなりましたが、皆さまお元気でお過ごしですか?

十木舎では先週と先々週の土日、計4日間開催していた桜が丘の家の完成
見学会を無事に終えることができました。

初めてチラシで十木舎をお知りいただいた方や遠方からお越しくださった方等、
約40組のお客様に新しい十木舎の家をご覧いただけたことは大変嬉しい思いです。

詳しい写真は後日実例にUPしますので、もしばらくお待ちくださいね♪

また今回、見学会に快くご協力くださった施主のK様、ご近隣の皆さま、そして
寒い中お越しくださったお客さま本当にありがとうございました!


          吹き抜けとつながる明るいスタディコーナー。

                   12/14撮影 桜が丘の家

桜が丘の家 完成見学会(一週目)

桜が丘の家 完成見学会の一週目が無事に終了しました。

雪が降りそうな寒い週末でしたが、遠方からもたくさんの方にお越しいただき
本当にありがとうございました!!

住まい手に合ったプランや職人さん達の丁寧な仕事はもちろんのこと、とても
美しいヒノキの床板や階段板も今回の見所です。

今週末が最後の日程となりますので、まだのお客様は是非お待ちしおります♪


無垢の木と壁の珪藻土が、優しく温かみのある雰囲気をつくります。

                     12/7撮影 桜が丘の家

木の家の完成見学会開催!

木の家の完成見学会を開催します!

早いもので今年も残すところあとわずか・・・。
毎年思うことですが、一年は本当にあっという間ですね。

さて、十木舎では今年最後の完成見学会を開催することとなりました!
場所は閑静な住宅が建ちならぶ精華町桜が丘。
今回はお施主様のご厚意により二週にわたっての開催です。
明るく開放的な約30坪の家は、木の素材感をいかしながらもすっきり
とした印象で、細部まで考えられた丁寧なつくりをご覧いただけます。

今まで十木舎の家をご覧になられた方も、そうでない方も是非お気軽に
お越しください。ご予約いただいた方には、ささやかですがノベルティも
ご用意しています。お忙しい時期とは思いますが、ご家族そろってのご来
場を心よりお待ちしております♪

左官・塗り壁体験

左官の壁の魅力

先日、京都左官協同組合が主催する、左官・塗り壁体験に参加してきました!
建築士を対象とした、左官の塗り壁に理解を深めてもらおうという体験型の講習会です。
河村と二人で半日間、土と格闘してきました!

一時間ほどの座学のあとすぐ実技へ。
先生のお手本の後、いざコテで土と格闘!下にボタボタ、服にベチョベチョ。
私も河村も必死でコテを動かしますが、なかなかうまくいきません。



弊社は標準の仕様を、壁天井共珪藻土の左官仕上げとしていますから、普段から職人さんのコテさばきは見ているつもりですが、いざ自分でやってみるとまるっきりダメで、あらためて職人さんの素晴らしさを実感しました。

先生はさすがに素晴らしい。正確さとスピード。たくさんのコテをお持ちですが、普段生徒さんの使う練習用のコテをすっと取り、ものの五分程度で仕上げてしまいました。

他の皆さんも奮闘中。日頃建築の仕事をしている方々とはいえ、我々と同様コテを握るのは初めてな人ばかり。知識はあっても、やはり体は思うように動かないようです。

塗り壁は調湿効果に優れ、防カビや脱臭機能、その他耐火性能や断熱性能もある日本の風土に適した素晴らしい仕上げです。そして部屋全体を何とも言えないやさしく、手触り感のある居心地のいい空間にしつらえてくれます。
あらためて左官の魅力を知る一日となりました。

奥村

大工さんの仕事

無垢材を使ったこだわりの造作

精華町の家も室内の工事が進んできました。

十木舎では構造材だけではなくて、室内のしつらえにも杉やヒノキなどの
こだわりの無垢の木材をふんだんに使っています。

これも無垢の木材の扱いに慣れた腕の良い大工さんがいてくれるからこそ
できること・・・無垢材は生き物です。大量に生産された工業製品と違い、
木材一本一本に性格があり、素直な木や、やや気性の粗いやつ
とても美しい目をしているものetc・・・色々です。

現場では、大工さんと一緒にこれらの木材をどこに使うのか、どう施工するのか、
そんな思いで日々頑張ってもらっています。

今回はそんな大工さんの仕事風景です。


まずは床を張っているところです。これはヒノキの無垢板厚さは24mmあります。

無垢のフローリングは、室内の湿気を湿度に応じて吸ったり出したりしてくれるので
水分を吸って多少膨らんだり、逆に室内が乾燥すると水分を放出して縮んだりします。
だから大工さんも張り方にはとても気を使うところです。
隙間を作りすぎても、詰めすぎてもあまりよくありません。



細部に至るまできっちりしてます。すごいです。

つぎは階段です。
こちらのお宅はヒノキの廻り階段。この日はちょうど廻りの段板の加工中でした。
廻り階段のように少し技術を要する階段を加工するときは、大工さんは
よく実際の寸法で図面を書いてから確認して行います。

こんな風です。

図面の寸法通りに加工していきます。
これなら間違いが少ないですね。



板に溝を掘って剥ぎ合わせる(はぎあわせる)準備です。
板と板に段差が生じないように目地を入れます。

とても細かく丁寧な作業です。



廻り階段はかなり幅の広い板が必要です。こうして一枚の広い板にします。


この作業を繰り返し、廻り階段がかかりました。

とてもきれいです!

大工さんの書いた図面と比べてみました。上から見た写真



お見事!!!

カンナ掛けの様子。真剣な表情の大工棟梁の西川さん


写真を撮られているとわかって、少々照れ気味です。

とても薄いカンナくずが見事に出ていますね~

木部はお施主様の手に直接触れることが多いところなので、
大工さんも自然と気合が入ります。

内部の造作工事もいよいよ仕上工事に入っていきます。
これからの仕上工事が大変楽しみになってきました。

現場日記・大工さん編  今回はここまでとさせていただきます。

森谷