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上賀茂の改修工事仕上げ

未だ5月だというのに夏日に真夏日・・・

なかなか体調管理が追いつきませんね。

さて今回の現場日記は改修工事を無事終えて、お引き渡しを
させていただきました上賀茂の改修現場から、仕上げの工事を少しご紹介します。


キッチン廻りはモザイクタイル。
職人さんによってきれいに割り付けを行い、壁面に張り付けた後
白い目地材を埋めて仕上げます。

タイルはお施主様と綿密な打合せを重ね選択します。

システムキッチンともとても合っています!

トイレのカウンターにはとても色鮮やかなガラスタイルです。

これもまたタイルを張り付けた後、白い目地材を埋めていきます。


ヒノキの無垢板カウンターとも相性が良かったですね。


周囲の珪藻土の壁と段差が無いように埋め込んで仕上げるのも、
工事側のこだわりの一つです!

手洗ボールと可愛らしい水栓を合わせました。

外部では玄関につづくアプローチの工事中

土色に着色したモルタルに藁(わら)を埋め込み、表面をふき取った後、
ほうき目をつけます。



お施主様がとある店舗で見かけられ、とても気に入り今回土間の仕上げに
採用されました。


とても自然な風合いに仕上がりました!

無事お引き渡しを迎え、お施主様に喜んでいただけるのが
我々家造りをするものにとって最高に幸せな瞬間でもあります!

今後も十木舎ではお施主様に心地よく生活していただける住まい造りを
ご提供できるようスタッフ一同邁進いたします。


それではまた次回の現場日記もよろしくお願いします。

森谷

城山台の家 上棟

十木舎の現場日記 「城山台の家」上棟しました!

大型連休も終わり、日に日に太陽も高くなってまいりましたね。

今回の現場日記は、先日五月晴れの中行われました、
上棟作業の様子をご紹介いたします。


天候にも恵まれ、大工さんによる建て方作業も順調に進みます。
柱・梁が次々にクレーン車によって吊り下げられ組みあがっていきます。


十木舎で使用する構造材は全て国産の無垢材です。

柱はヒノキの4寸角、梁材は杉材を使用しています。
辺り一面、木の香りが漂っていました。


斜めに登り梁を入れるなど、より強固な構造材の組み方にもこだわりを
もっています。




写真にある屋根の一番上にある木材を「棟木(むなぎ)」といいます。
その棟木も難なく納まり、上棟です!


棟木が納まると、次は屋根を支える垂木(たるき)を並べます。

垂木も高さが9cmある物を使用しています!

垂木の上には屋根の下地材である野地板(のじいた)を張ります。
この野地板も杉の無垢板です。


十木舎では無垢の木材特有の調湿効果や耐久性などを重要と考え、
使用する木材や建材等は特に厳選しています。



屋根材の下地には杉皮を使用した建材「フォレストボード」を敷きます。
これも屋根裏の調湿効果のある建材で、さらに雨音の軽減にも一役を担っています。




以上、今回は快晴の中、上棟の様子のご紹介でした。

今後も現場日記にてご紹介させていただきますね!

森谷







京町家の箱階段

京都の伝統的な建築の京町家、

先日、工事をさせていただいた京町家の改修現場では
大変貴重な箱階段が残されていました。

長年の歳月を経過して、傷みもあったので
今回の改修工事に合わせて修理をさせていただきました。

築90年を経過した町家の箱階段

比較的傷みも激しくなかったので、
十木舎で修理させていただきました。

まずは長年のチリやほこりなどを綺麗に洗い流します。

引き出しや扉なども洗い痛みの程度を調べました。

割れた板を張り直したり、引き出しの板も付け替えます。


最後に古色で塗装を施し完成!

良い雰囲気になった箱階段。


最後に現場へ納めさせていただき、改修工事も無事完成
先日、お引き渡しをさせていただきました。

この箱階段が納まった京町家の完成写真も準備が整い次第アップ
しますので、お楽しみに!

森谷

城山台の家 地鎮祭

先日、木津川市にある閑静な住宅街にて新築住宅の

基礎着工に先立ち地鎮祭が行われました。



宮司様の祝詞・四方のお清め・地鎮の儀。




その日は天候にも恵まれ、宮司様の笛の音が響き渡ると、
辺りはとても荘厳な雰囲気に包まれました。


地鎮祭を滞りなく納めさせていただくと、
いよいよ基礎工事の着工となります!

工事の安全と完成・お引渡しを祈念し、
改めて心に刻む時間となりました。

城山台の家、今後の現場日記をよろしくお願いします。


森谷

上賀茂の改修現場から

ここ京都でも、もう間もなく桜の便りが聞こえてくる季節になりました。

京都・上賀茂では1Fのリビング・ダイニングを中心に、
玄関・キッチン周りまで無垢材自然素材をふんだんに使ったリフォーム工事が
進行中です!

お住まいの間取りを若干変更して、開放感のあるスペースにしたいとの
ご要望を叶える為、慎重に既存の柱や壁などの構造体の調査を行いました。


リフォーム工事ではそういった事前の調査も大変重要になりますね。


こちらのお宅でも、間取り変更に伴い補強の梁材を新たに入れることになりました。


ヒノキの無垢材の梁   大工さんがカンナで仕上げてくれました!

見事なまでの艶! 表面の手触りもそれはそれは最高でした。
この梁も現しにします。

次は大工さん、この梁の下に入る磨き丸太の加工です。

北山杉の磨き丸太

このような大工工事ができるのも、日々の経験と修行があればこそ。



手入れの行き届いた大工道具(ノミ)
横にあるのはこれも北山杉の面皮(めんかわ)柱

磨きの丸柱も良いですが、面皮柱も端正で趣ありますね。

丸い磨き丸太の四面を少しづつ削っていき、
程よく丸い皮の面を残すことで、面皮柱を作ることができるんですよ。

これらの材料を使い、どのような仕上がりになるのか、
ワクワクしながら日々職人さんと共に仕事に取り組んでいます!

この続きもおたのしみに。

森谷